飲食店で急速に普及しているモバイルオーダー。
テイクアウトやイートインに対応し、新しいスタンダードになりつつあります。
こちらで、モバイルオーダーの基礎知識、導入メリットと注意点、具体的な導入イメージ、おすすめサービスをワンストップで解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
- 執筆者の紹介
- モバイルオーダーの基礎知識
- モバイルオーダーの導入のメリット
- モバイルオーダー導入の「注意点」
- モバイルオーダーの導入イメージ
- モバイルオーダーの導入費用
- 飲食店オーナー様へ！「簡単導入」できる「おすすめ」キャッシュレス決済サービス
- 徹底比較！モバイルオーダー対応キャッシュレス決済サービスおすすめ3選
- 3つのおすすめキャッシュレス決済サービスをくわしく解説！
- IT導入補助金・助成金制度の活用
- キャッシュレス決済サービスの導入にあたっての注意点
- キャッシュレス決済サービスの導入のステップ
- 飲食店の集客＆予約の自動化におすすめ
- まとめ【2025年最新版】飲食店の経営課題を解決するモバイルオーダーの基礎知識・導入方法・おすすめキャッシュレス決済サービス
執筆者の紹介
- CASHLESS PAYMENT LAB
- マーケター、ブロガー、ライター、EC運営
- マーケティング実務経験30年
- 日本マーケティング協会マーケティングマスター
- 日本環境管理協会環境管理士一級
- 教員免許社会科中学校一種高校二種
- 社会教育主事
モバイルオーダーの基礎知識
【モバイルオーダーとは？】
モバイルオーダーは、お客様がご自身のスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を使って、商品の注文から決済までを完了させる仕組みです。
専用アプリやWebサイトから注文し、店舗で商品を受け取る、という流れが一般的です。
現在、ファストフード大手チェーンから、個人経営の飲食店まで、幅広い店舗で導入が進んでいます。
【モバイルオーダーの主なユーザー層】
モバイルオーダーの主なユーザー層は、その利便性から多様なニーズを持つ層に広がっています。
- 時間を効率的に使いたい層
＜ビジネスパーソン＞
休憩時間や移動の合間など、限られた時間の中で食事を済ませたいと考えているビジネスパーソンにとって、事前に注文・決済を済ませておくことで店舗での待ち時間を短縮できるモバイルオーダーは非常に魅力的です。
＜子育て中の層＞
小さな子どもを連れての外食は、注文や会計に手間取ることがあります。モバイルオーダーなら、子どもがぐずることなくスムーズに商品を受け取れるため、ストレスなく利用できます。
＜忙しい学生＞
授業の合間や部活動の後など、時間を有効に使いたい学生にとって、モバイルオーダーは時間を節約できる便利なツールです。
＜非接触を好む層＞
衛生意識の高まりから、注文から受け取りまでを非接触で完結させたいと考える層が増えています。モバイルオーダーは、店員との接触や現金のやり取りを最小限に抑えられるため、このニーズに応えることができます。 - テクノロジーに慣れている層
スマートフォンやタブレットの操作に抵抗がなく、新しいサービスを積極的に取り入れる層は、モバイルオーダーの主な利用者です。
特に若い世代は、日常的にデジタルデバイスを活用しているため、モバイルオーダーへの抵抗が少ない傾向にあります。 - モバイルオーダー限定特典に魅力を感じる層
お得感を重視する層: モバイルオーダー限定のクーポン、キャンペーン、ポイント付与、商品の増量などの特典は、実質的な割引や付加価値として顧客にとって大きな魅力となります。
このような特典を積極的に活用したいと考える層は、モバイルオーダーを日常的に利用する傾向にあります。 - 情報収集に積極的な層
アプリやWebサイトを通じて提供される限定情報や先行販売などにいち早くアクセスしたいと考える層も、モバイルオーダーの利用を促進します。 - ロイヤルティの高い顧客層
特定の店舗やブランドに対してロイヤルティが高い顧客は、モバイルオーダーを通じて提供される会員限定サービスやランクアップ制度などを利用することで、よりお得にサービスを受けたいと考えるため、積極的に利用します。 - 列に並びたくない層
ランチタイムや休日など、混雑する時間帯に店舗で列に並ぶことを避けたいと考える人々にとって、モバイルオーダーは非常に有効な手段です。
事前に注文しておくことで、列に並ばずに商品を受け取ることができます。
今後も、モバイルオーダーの機能拡充や利便性の向上により、さらに幅広い層への浸透が進むと考えられます。
【モバイルオーダーの種類】
モバイルオーダーには、主に以下の2つのタイプがあります。
- テイクアウト用（お持ち帰り）
お客様が来店前にモバイル端末で注文・決済を済ませ、店頭で商品を受け取ります。 - イートイン用（店内提供）
店内の各座席に設置されたQRコードなどを読み込み、お客様自身の端末から注文を行うタイプです。
【モバイルオーダーが必要な理由】
モバイルオーダーがここまで普及し、飲食店に必要とされている背景には、主に以下の2つの理由が挙げられます。
- 人手不足解消と店舗運営の効率化
サービス業における人手不足は、今や深刻な課題です。モバイルオーダーを導入すれば、お客様からの注文受付やレジでの会計対応といった業務が大幅に削減されます。
これにより、少ないスタッフでも効率的な店舗運営が可能になり、人件費の抑制や、お客様の待ち時間短縮、店舗の回転率向上にも繋がります。 - 新しい購買体験の提供と顧客満足度の向上
現代のお客様は、日々より高い「利便性」を求めています。
「テイクアウトの待ち時間を減らしたい」
「混雑していても焦らずじっくり商品を選びたい」
「モバイルオーダーで注文してポイントを貯めたい」
こうした新しいニーズに応えるモバイルオーダーは、お客様にストレスフリーな新しい購買体験を提供し、顧客満足度の向上に大きく貢献します。
【モバイルオーダーの注文の流れと店舗のオペレーション（例）】
ここでは、テイクアウト用のモバイルオーダーにおける一般的な注文の流れをご説明します。
＜お客様＞
専用アプリやウェブサイトにアクセスし、注文したい商品と希望の受け取り時間を選択します。
注文内容を確認し、オンラインで決済を完了します。
＜店舗＞
入った注文内容を確認し、調理を開始します。
＜お客様＞
指定した時間に店舗へ商品を受け取りに来店します。
＜店舗＞
お客様に商品を渡します。
お客様が事前に注文と支払いを済ませるため、店舗側は商品の準備と受け渡しに集中できます。
ただし、指定時間通りの商品提供が必須となるため、混雑時の対応を事前に検証しておきましょう。
モバイルオーダーの導入のメリット
モバイルオーダーの導入は、店舗とお客様の双方に大きなメリットをもたらします。
【店舗側のメリット】
- お客様の応対時間短縮
レジ前やテーブルでの注文応対時間が減るため、業務の効率化に直結します。
特に人手不足やレジ周辺の混雑に悩む店舗で高い効果を発揮するでしょう。 - レジ・ホール業務の負担軽減
対面での注文確認やレジでの決済対応が不要になるため、スタッフの負担が軽減されます。
レジ操作や接客に不慣れなアルバイト・パートの方でも、すぐに業務に慣れることができるでしょう。 - 業務効率化とデータ活用
多くのモバイルオーダーシステムはPOSレジと連携しています。
注文が入るだけで自動的に顧客データや売上が管理されるため、手作業による入力ミスが減り、業務がスムーズに進みます。
収集した顧客情報をメニュー開発やサービス向上に活かすことで、売上アップにも繋げられます。 - キャッシュレス決済への対応
テイクアウト型のモバイルオーダーでは、支払いは基本的にキャッシュレス決済となります。
システムを導入すれば、自動的にキャッシュレス決済にも対応できるため、現金を持たないお客様や、ポイントを貯めたいお客様など、幅広い客層を取り込むことができます。 - メニュー管理の効率化と訴求力アップ
紙のメニュー表のようにかさばる心配がないため、モバイルオーダーでは全ての料理に魅力的な写真や詳細な説明を掲載できます。
お客様に「注文してみたい」と思わせるだけでなく、新商品の追加や価格変更もシステム上で簡単に行えるため、印刷コストや手間を大幅に削減できます。
【お客様側のメリット】
- 自分のペースで注文できる
お客様の立場になった時に、店頭で並ぶ際に、後ろの人を気にして慌てて注文してしまう…といった経験はありませんか？
モバイルオーダーなら、どこからでも自分のペースでゆっくり商品を選べます。
豊富な情報の中からじっくり検討できるため、選ぶ楽しさも増します。 - 待ち時間や手間を省ける
来店前に注文と決済を済ませておけば、店舗では商品を受け取るだけ。
忙しいビジネスパーソンや、時間を有効活用したい方にとって、待ち時間を大幅に削減できるのは大きなメリットです。 - ポイントを貯められる
モバイルオーダーの支払いは原則キャッシュレス決済です。
コード決済などを利用すれば、ポイントが付いたり、キャンペーンによってポイント還元されたりすることがあり、現金払いよりもお得に購入できる場合があります。
モバイルオーダー導入の「注意点」
多くのメリットがあるモバイルオーダーですが、導入前に知っておくべき注意点も存在します。
- 導入にコストがかかる場合がある
外部のモバイルオーダーシステムを利用する場合、初期費用や月額利用料、決済手数料などが発生します。
これらのコストは固定で発生するため、モバイルオーダーの利用客がいなくても支払いが必要です。
業務効率化で削減できる人件費と導入費用を比較し、十分な費用対効果が見込めるか慎重に検討しましょう。
中には初期費用無料のキャンペーンや無料トライアルのあるサービスもあるため、活用を検討してみてください。
くわしくは、この記事の後半でご紹介します。 - 従業員向けの研修が必要
モバイルオーダーの導入は、料理の提供方法や注文管理のオペレーションを大きく変える可能性があります。
新しいシステムや機器の操作方法を覚え、スタッフ全員がスムーズに対応できるよう、事前の研修が不可欠です。 - 利用客が限定される可能性
テイクアウトタイプのモバイルオーダーシステムは、多くがキャッシュレス決済の使用を前提としています。
そのため、クレジットカードを持たない方やスマホ決済を利用しない方からは敬遠される可能性があります。
事前に店舗の顧客層を確認し、売上への影響がないか検討することも大切です。 - システムの不具合が懸念される
モバイルオーダーはインターネット通信を前提としたシステムです。
大規模な通信障害などが発生すると使用できなくなる可能性があります。
また、システム自体の不具合もゼロではありません。
万が一の不具合に備え、通常の接客スタイルに切り替えるなど、代替策を事前に検討しておくことが重要です。
モバイルオーダーの導入イメージ
モバイルオーダーは、様々な飲食店で既に導入され、成功を収めています。
ここで、おすすめのキャッシュレス決済サービス各社のモバイルオーダー導入事例の参考動画をご紹介します。
モバイルオーダーの導入費用
モバイルオーダーの導入にかかる費用は、主に以下の3つに分類されます。
※金額は目安であり、導入条件やキャンペーンにより変動します。
- 初期費用
無料〜3万円程度。
最近は、初期費用を無料に設定している提供メーカーも多くあります。 - 月額料金
1,000円〜3万円程度。
搭載する機能や保守サービスによって金額が異なります。 - その他費用
全てのハードウェアを一から揃える場合（POSレジ、無線ルーター、タブレットなど）は数十万円〜100万円程度かかることがあります。
自店舗に合うモバイルオーダーの選び方や費用詳細については、本記事後半のおすすめキャッシュレス決済サービスの章でご確認ください。
飲食店オーナー様へ！「簡単導入」できる「おすすめ」キャッシュレス決済サービス
モバイルオーダーを導入するならキャッシュレス決済サービス選びが非常に重要。
スムーズな連携は、お客様の利便性向上はもちろん、店舗の業務効率化に直結します。
ここでは、飲食店に特におすすめしたいキャッシュレス決済サービスを、モバイルオーダーとの相性を踏まえてご紹介します。
キャッシュレス決済の導入は、店舗に多くのメリットをもたらします。
- 売上管理の効率化
現金管理の手間が減り、売上データが自動で記録・分析されるため、経営判断の精度が向上します。 - インバウンドやデジタルネイティブなどの販売機会の拡大
インバウンド客は多様なキャッシュレス決済に慣れており、現金払いを避ける傾向が強くあります。
また、デジタルネイティブ世代はスマホ決済を重視します。
キャッシュレス対応は、これらの層の顧客満足度を高め、販売機会を拡大させます。 - 客単価の向上
現金決済に比べて手持ち金額を気にせず買い物ができるため、客単価の向上が期待できます。ポイント還元などの特典も購買意欲を刺激します。 - 防犯性能の向上
現金を取り扱う機会が減ることで、盗難や強盗のリスクが低減し、従業員の金銭管理負担も軽減されます。
ICチップ対応の義務化により、不正利用防止策も強化されます。
徹底比較！モバイルオーダー対応キャッシュレス決済サービスおすすめ3選
それでは、モバイルオーダー対応のおすすめキャッシュレス決済サービス、「Square」「Airペイ」「スマレジPAYGATE」を様々な角度から比較してみましょう。
【キャッシュレス決済サービスの検討ポイント】
キャッシュレス決済サービスはモバイルオーダーの導入はもちろん、お客様の多様な決済ニーズへの対応や、店舗オペレーションの効率化、POSデータの経営やマーケティング活用など、複合的な視点で、あなたのお店に最適なサービスを選択していくことが重要です。
以下の比較表や個別のサービス紹介をご覧いただきつつ、複数のキャッシュレス決済サービスにお問い合わせいただき、直接、ご相談いただくことをおすすめします。
【主要キャッシュレス決済サービス3社比較表】
| ※横スクロールできます 比較項目 |
 Square （スクエア） |
 Airペイ |
 スマレジPAYGATE |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 月額料金 | 無料 | 無料 | 無料～ |
| 決済手数料 | 2.5%～ | 3.24%～ | 1.98%～ |
| 入金サイクル | 最短翌営業日 三井住友銀行・みずほ銀行 その他金融機関は週1回 |
月末締め翌月25日払い 振込手数料無料 |
プランによる |
| 決済方法 | クレジットカード、 電子マネー、QRコード |
クレジットカード、 電子マネー、QRコード |
クレジットカード、 電子マネー、QRコード |
| 決済端末 | スマホ・タブレット ICカードリーダー マルチ決済端末 |
iPhone・iPad マルチ決済端末 |
スマレジ・アプリ 専用決済端末 |
| POS連携 | Square POSレジ |
Airレジ | スマレジ |
| その他機能 | オンライン決済、 請求書発行、 顧客管理、 ECサイト連携など |
オンライン決済、 予約管理、 顧客管理、 免税対応など |
ポイント管理、顧客管理、 ECサイト連携、予約管理、 スタッフ管理など |
| セールス ポイント おすすめ店舗 |
公式POSとの連携が強み。 オンライン注文サイト構築も可能。 個人経営のカフェ、テイクアウト専門店、 小規模レストランにおすすめ。 |
Airレジ連携で注文から 会計まで一元管理。 幅広い決済対応。 中規模レストラン、居酒屋、 カフェ、観光地の飲食店におすすめ。 |
高機能POS「スマレジ」との連携で、 店舗運営全体の高度化が可能。 複数店舗展開の飲食店、高単価レストラン、 イベント出店におすすめ。 |
| おすすめ ユーザー |
手軽にキャッシュレス決済を 初期費用を抑えたい方 シンプルな操作性を求める方 オンライン販売も実施している方 |
Airレジを利用している方 実店舗の対面決済がメインの方 豊富な決済方法に対応したい方 免税対応をしたい方 |
スマレジを導入済みで POSシステムと連携して 高度な管理を行いたい方 |
※金額は税込です。
※内容が変更されることがあります。
【主要キャッシュレス決済サービスのポジショニングマップ】
こちらで、主要キャッシュレス決済サービス3社の位置づけをポジショニングマップでご確認いただけます。
※CASHLESS PAYMENT LAB作成
このポジショニングマップでは、各サービスの強みや特徴を考慮し、相対的な位置を決定しています。
- コストパフォーマンスが高い (上位)
無料プランがある、初期費用・月額費用が低い、決済手数料が低いなど。 - コストパフォーマンスが低い (下位)
月額費用が高い、初期費用が高い、決済手数料が高いなど。 - 機能・サービスの充実度が高い (右寄り)
多彩な業種特化機能、高度な在庫管理、顧客管理、複数店舗管理、オーダーシステム連携、セルフオーダー、充実した分析機能、手厚いサポート、専用ハードウェアの豊富さなど。 - 機能・サービスの充実度低い (左寄り)
基本的なレジ機能のみ、決済機能中心、汎用性が高いが特化機能は少ないなど。
キャッシュレス決済サービスの比較検討の参考資料としてご活用ください。
3つのおすすめキャッシュレス決済サービスをくわしく解説！
それぞれのキャッシュレス決済サービスには、独自の強みがあります。
さらに詳しく見ていきましょう。
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レジ周りスッキリ！スマレジ「PAYGATE」で始めるスマートなキャッシュレス決済
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【スマレジ「PAYGATE」とは？1台で叶える多様な決済体験】
スマレジ「PAYGATE」は、これ1台で多様な決済手段に対応するマルチ決済端末です。
磁気クレジットカード、接触ICクレジットカード、タッチ決済（NFC）、FeliCa系電子マネー、主要なQRコード決済、そして共通ポイントにまで対応。
決済の形態ごとに端末を変える必要がないため、レジ周りは驚くほどすっきりと片付きます。
コンパクトでおしゃれなデザインは、レジカウンターをシンプルかつスタイリッシュに演出し、店舗のブランドイメージ向上にも貢献します。
【業界最低水準の手数料と導入・運用コスト】
スマレジ「PAYGATE」は、業界最低水準の決済手数料率を実現。
初期費用を抑えたい店舗にとって大きなメリットです。
端末にはプリンターも内蔵されているため、別途用意する手間やコストもかかりません。
【場所を選ばない柔軟な決済とスムーズな操作性】
スマートフォンやタブレットのように直感的に操作できるスマレジ「PAYGATE」は、モバイル端末としても活躍します。
デリバリー先や屋外など、店外での決済にも対応できるため、ビジネスチャンスを広げます。
インターネット接続は4G回線を利用するため、全国どこでも安心して導入・利用が可能です。
【業務効率を最大化する連携と安全安心のセキュリティ】
スマレジ「PAYGATE」は、スマレジPOSとの連携により、レジ金額の二度打ちが不要になり、入力ミスを防ぎ、業務効率が格段に向上します。
端末内蔵の専用アプリ「PAYGATE POS」を使えば、レジ計算から決済までをPAYGATE端末1台で完結することもできます。
また、セキュリティ面でも安心です。
カード情報はP2PEソリューションによって瞬時に暗号化され、端末にカード情報が残ることはありません。店舗もお客様も安心して安全にご利用いただけます。
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IT導入補助金・助成金制度の活用
キャッシュレス決済端末の導入には、国や自治体が提供する補助金や助成金を活用することで、初期費用を抑えることが可能です。
- キャッシュレス決済端末等導入支援事業
中小企業、小規模事業者、個人事業主などが対象で、補助率は対象経費の2/3、上限額は50万円です。 - IT導入補助金
キャッシュレス決済端末を含むITツールの導入を支援し、補助率は最大1/2〜2/3、上限額は50万円～450万円です。 - 小規模事業者持続化補助金
中小企業や個人事業主の販路開拓や業務効率化を支援し、補助率は最大2/3、上限額は50万円～200万円（事業内容による）です。 - 業務改善助成金
企業の生産性向上を目的とし、設備投資やデジタル化を支援します。事業場内で最低賃金を引き上げることが条件で、助成率は企業規模や賃上げ幅に応じて異なり、上限額は最大600万円です。
これらは、それぞれ申請期間や条件が異なります。
導入候補としたキャッシュレス決済サービスの問い合わせ窓口で、質問・確認し、計画的に申請を進めましょう。
キャッシュレス決済サービスの導入にあたっての注意点
キャッシュレス決済サービスの導入は、店舗運営の効率化や売上向上に繋がる大きなメリットがありますが、同時にいくつかの注意点もあります。
導入後に後悔しないよう、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
【自店舗のニーズと合致しているか】
一言でキャッシュレス決済といっても、サービスによってその特徴は大きく異なります。
まずは、ご自身の店舗の業態、規模、顧客層、そしてどのような機能を重視したいのかを明確にすることが重要です。
- 決済手段の対応範囲
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、どのような決済手段にどの程度対応したいですか？
インバウンド顧客が多い場合は、海外の主要な決済手段に対応しているかも確認しましょう。 - POSレジとの連携
既存のPOSレジがある場合、スムーズに連携できるか確認が必要です。
新しいPOSレジの導入も検討している場合は、キャッシュレス決済サービスと一体型になっているものが便利です。 - オンライン決済の必要性
実店舗での対面決済がメインなのか、オンライン販売も視野に入れているのかによって、選ぶべきサービスが変わってきます。 - 入金サイクル
売上が手元に入るまでの期間は、資金繰りに直結します。
最短翌日入金に対応しているサービスもあれば、月に数回しか入金されないサービスもあります。
ご自身のキャッシュフローに合った入金サイクルかを確認しましょう。
【コストを正確に把握する】
初期費用無料や月額費用無料を謳うサービスは多いですが、それだけで判断するのは危険です。
見落としがちな隠れたコストがないか、細部まで確認しましょう。
- 決済手数料
最も重要なコストです。
サービスや決済ブランドによって手数料率は異なります。
売上額が増えるほど手数料の負担も大きくなるため、長期的な視点で検討しましょう。 - 端末費用
初期費用が無料とされていても、キャンペーン適用によるものや、一定期間の契約義務がある場合など、条件があることがあります。 - 月額費用
基本料金が無料でも、特定の機能を利用する際にオプション費用が発生する場合があります。 - 振込手数料
売上金の入金時に振込手数料が発生するサービスもあります。 - その他費用
プリンターやロール紙などの消耗品費、オプションサービスの利用料なども考慮に入れましょう。
【サポート体制を確認する】
導入後のトラブルや疑問を解決するためには、充実したサポート体制が不可欠です。
- 問い合わせ方法
電話、メール、チャットなど、どのような方法でサポートを受けられるか確認しましょう。
24時間対応しているかどうかもポイントです。 - 対応時間
営業時間外や休日にも対応してもらえるか、緊急時に迅速なサポートが期待できるかを確認しましょう。 - トラブル発生時の対応
決済端末の故障やネットワーク障害など、予期せぬトラブルが発生した際に、代替機の提供や出張サポートがあるかなども確認しておくと安心です。
【契約内容と利用規約をよく確認する】
申し込みを行う前に、必ず契約内容と利用規約を隅々まで確認しましょう。
- 最低契約期間
契約期間の縛りや、途中解約時の違約金などがないかを確認しましょう。 - 自動更新の有無
契約が自動更新される場合、更新前に解約を希望する際の手続きや期間を把握しておく必要があります。 - 利用上限額
決済金額に上限が設けられている場合があるので、高額決済が多い店舗は注意が必要です。
【セキュリティ対策と法規制への対応】
顧客の大切な情報を扱うため、セキュリティ対策は非常に重要です。
- P2PE（Point-to-Point Encryption）対応
カード情報が暗号化されて安全に処理される仕組みに対応しているか確認しましょう。 - PCI DSS準拠
国際的なセキュリティ基準であるPCI DSS（Payment Card Industry Data Security Standard）に準拠しているサービスを選ぶと安心です。 - 法規制への対応
2025年にはICカード決済対応の完全義務化も予定されています。
最新の法規制に対応しているか確認しましょう。
キャッシュレス決済サービスの導入は、店舗の未来を左右する重要な決断です。
上記の注意点を参考に、ご自身の店舗に最適なサービスを選び、スマートな店舗運営を実現してください。
くわしくは、各サービスの公式サイトや問い合わせ窓口で直接確認することをおすすめします。
キャッシュレス決済サービスの導入のステップ
キャッシュレス決済サービスの導入は、以下のステップで進められます。
最適なサービスを選び、スマートな店舗運営を目指しましょう。
- 情報収集・サービス選定
まずは、できるだけ多くのキャッシュレス決済サービスの情報を収集し、資料請求を行いましょう。 各サービスのウェブサイトをチェックしたり、比較サイトを活用したりするのもおすすめです。資料が揃ったら、あなたのお店の導入ニーズ（業態、取引量、客単価など）を踏まえ、対応決済手段の種類、入金サイクル、導入・運用コストを比較検討します。 - デモンストレーション参加・相見積もり・条件交渉
複数のキャッシュレス決済サービスから相見積もりを取りましょう。 比較検討の段階で候補を絞り込んだら、各社の実機デモンストレーションに参加したり、営業スタッフのカウンセリングを受けたりすることをおすすめします。これにより、実際の使い勝手やサポート体制を具体的に確認できます。さらに、この段階で効率的かつおトクな条件で導入条件を交渉しましょう。手数料や初期費用、キャンペーン情報などをしっかり確認することが重要です。 - 申し込み・審査
導入したいサービスが決まったら、決済サービス提供会社の申請フォームから申し込みを行います。この際、本人確認書類、法人登記簿、銀行口座情報などの必要書類を提出します。提出後、店舗の営業状況や信用情報の審査が行われます。通常、審査には1〜2週間程度かかります。 - 契約・設置・研修
審査が完了したら、契約内容を最終確認し、契約を結びます。その後、決済端末の設置、通信環境の確認を行います。同時に、スタッフがスムーズに決済を処理できるよう、操作研修を実施することも大切です。 - 運用開始
最終確認として初期設定を行い、実際に決済が正しく処理できるかテストしましょう。これで、キャッシュレス決済の運用開始です。
各サービスの情報収集やお見積りはこちらからどうぞ。
飲食店の集客＆予約の自動化におすすめ
飲食店の集客＆予約を自動化することで、集客や運営コストを大きく削減できます。
こちらで、SNSをフル活用した飲食店の集客＆予約の自動化におすすめのサービスをご紹介します。
まとめ【2025年最新版】飲食店の経営課題を解決するモバイルオーダーの基礎知識・導入方法・おすすめキャッシュレス決済サービス
モバイルオーダーを導入することにより、現代の飲食店が抱える「人手不足」「非接触需要の拡大」「キャッシュレス決済への対応」といった様々な経営課題をまとめて解決できます。
「うちの店にモバイルオーダーは合うの？」
「具体的な導入金額を知りたい」
「どのサービスが一番使いやすい？」
「導入後のサポート体制が知りたい」
といった疑問をお持ちでしたら、ぜひ一度、各サービスへ直接お問い合わせいただくことをお勧めします。
- 手軽にモバイルオーダーを導入したい方 → Square
- 幅広い決済方法に対応したい、Airレジを利用している方 → Airペイ
- 高機能なPOSシステムとの連携を重視する方 → スマレジ「PAYGATE」
最適なモバイルオーダーとキャッシュレス決済の組み合わせを見つけて、お客様にもスタッフにも喜ばれる、よりスマートな店舗運営を実現しましょう。
モバイルオーダーの導入に関する疑問や不安があれば、各サービスの公式サイトで詳細を確認したり、直接問い合わせてみることをおすすめします。
こちらもご活用ください。
こちらのブログではオンライン決済の導入やご検討に役立つ情報を発信しています。
フォローと読者登録をお待ちしています。
※この記事の画像や動画は、キャッシュレス決済サービス各社の公式ホームページ等から引用・抜粋しています。
